自由研究

NHKの科学番組【ウルトラアイ】で納得いかなかった回

ウルトラアイ

(この記事は夫の史喜(ふみよし)の執筆になります。)

 

子供の頃、
大好きで毎週欠かさすに観ていたテレビ番組がある。

それは…

”ウルトラアイ”

NHKで放送していた、
科学の凄さ、素晴らしさ、偉大さを

「どうだ!これでもか!!」

と、言わんばかりに見せつけるサイエンス番組だ。

毎回面白かったけれど、
1度だけどうしても納得できない回があったのを
今でもはっきり覚えている。

その回とは・・・

周囲を遮る物が何もない浜辺に、
枯れ枝や枯れ葉を敷いて、
その上に氷で作った直径1m程の巨大レンズをセットしたら、
果たしてレンズが溶ける前に火は点くのか?

 自然VS科学の見事な構図が出来上がった!!

しばらく待っていると、煙が出始めるが、なかなか火が点かない。

そのうちにレンズが溶けはじめて、
「科学でも自然には敵わないんだなぁ。」と思った時。

「科学は負けてしまうのか?」とナレーションが流れ、
次に信じられない事がおきました。

なんと、番組スタッフが出てきて、
枯れ葉の上にマッチを置いたのです!

ナレーションも平然と
「試しにマッチを置いてみた」なんて言う始末!!

結果はマッチから火が点いて、実験終了。

最後のナレーションは
「科学は自然に勝ったのだ!」

・・・子供心に、
「え?なんか違うんじゃない?」
「確かにマッチは科学だけど・・・」

と感じたのを覚えています。

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史喜(ふみよし)
史喜(ふみよし)
KUMANOの夫。「自由研究」担当。