イラストレーターのKumanoです。
「お店の顔になる、マスコットキャラクターを作りたいな。」
「でも、作ったらどんなメリットがあるんだろう…?」
キャラクターを作ってみたい。
けれど、今一決定打にかける…
という方も多いのではないでしょうか。
そんな個人事業主様、中小企業様や、団体様に向けて、
マスコット・キャラクターを作る効果とメリット
について解説します。
キャラクターで差別化!
キャラクターがいた方が印象に残ります
AとB、どちらの餃子が印象に残りそうですか?
似た商品がたくさん並ぶ場合、
他と差別化して印象に残す必要があります。
キャラクターを用いる事で、
簡単に競合する商品やサービスと差別化する事が可能です。
なかなか目を向けてくれないユーザーも、
キャラクターがいるだけで他の商品と差別化され、
「このキャラクターは何だろう?」と目を向けてくれやすくなります。
キャラクターは事業やサービスの顔となる
覚えやすい・伝えやすい!
「この前見た、ドラゴンのキャラクターの餃子が気になるなぁ」
商品名を覚えてなくても、
キャラクターは覚えてもらいやすかったりします。
「ドラゴンのキャラクターが書いてある餃子、美味しいからおススメだよ!」
と、人にも伝えやすいですよね。
探す人も、「ドラゴンの絵がある餃子」だと覚えやすく、探しやすいですね。
このように、キャラクターは商品やサービスの顔となってくれるんです。
キャラクターが企業の人柄を表してくれる
会社や団体の性格を瞬時に伝えられる
<Bの写真>
「勉強できる場所」という雰囲気が伝えられています。
<Aのキャラクター>
「犬のように忠実に、やさしく寄り添う学習塾です」という
この学習塾の性格を、キャラクターが表現しています。
人は無意識に、商品や物・企業や商品を、
「擬人化」してとらえています。
そして擬人化してとらえられた時、
より一層親しみがわくものです。
では、商品やサービスを擬人化してとらえてもらうには、
どうしたら良いのでしょうか。
- 商品やサービスの概要を細かく知ってもらう事で、
擬人化したイメージを持ってもらう - キャラクターによって、
最初から擬人化したイメージを伝える
の2つが有効だと考えています。
1の場合、
google検索などが分かりやすいでしょうか。
google検索はお馴染みの検索方法となり、
今では日常的に使われているサービスです。
そして一部では「google先生」と呼ばれています。
「調べれば大抵の事を教えてくれる検索サービス」
というサービス概要を利用者がよく知っている
↓
「なんでも答えてくれる先生や博士」というイメージを持つ
↓
擬人化
という流れですね。
これはサービスが広くよく知られているからこそ、生まれた擬人化だと言えます。
2の場合、
上の学生塾のキャラクターを例にしてみます。
犬のキャラクターによって、
「丁寧に教えてくれそう」
「優しそう」
「楽しいかも」
という、サービスの性格やイメージを最初から伝える事ができます。
サービス内容を体現したキャラクターを用いれば、
事業内容をあまり知らない人でも、
サービスの性格を早い段階で理解してもらいやすくなります。
「魅力をスピーディーに伝える」という意味では、
地域活性化のための「ゆるキャラ」が一番分かりやすい例ですね。
ゆるキャラには、その土地の自慢したい名産物や、
土地柄がふんだんに含まれています。
一目見て、
「この果物が名産物で、温泉が有名で、桜が綺麗なのかな?」
なんて分かったりしますよね。
キャラクターを通して親しみやすくなる
キャラクターで温かみや愛嬌を
「企業や商品」というと、冷たい響きを感じてしまいがちです。
本来企業や事業・サービスは、人の為に人が働く、暖かい組織のはずです。
ですが、「企業」というベールに包まれると、
途端に伝わりにくくなってしまうんですね。
そこで、企業の持つ温かみや愛嬌を伝えてくれるのが、
「マスコットやキャラクター」なんです。
例えば、配達や引っ越し屋さんも、
マスコットやキャラクターを採用している業者さんが多いですよね。
そういう業種は特に、人と人とが直接関わる事業です。
サービス内容も大事ですが、愛嬌や親しみやすさも重要になってきます。
「スピーディーで丁寧な、配達業者です!」
と宣伝するより、
「犬のマークのあなたに寄り添う、配達業者です!」
と伝えた方が、
愛嬌や親しみやすさを感じますよね。
細かいサービス内容は後から伝える事ができますが、
愛嬌や親しみやすさというのは中々伝えにくい部分です。
キャラクターを採用することで、
企業などに対する冷たいイメージや警戒心を和らげ、
親しみやすさを持ってもらう事が可能になります。
まとめ
- オリジナルキャラクターやマスコットで、事業の差別化を計れる。
- 事業やサービスを擬人化して表現できる。
- 事業やサービスを覚えてもらいやすくなる。
- 親しみやすさをもってもらえる。
キャラクターを作る際の、参考になれば幸いです。