個人事業、特にインターネットでビジネスをされている方は、
本名を出さずに、事業名で活動したい方も多いのではないでしょうか。
ゆうちょ銀行では、簡単に屋号のみの口座を開設する事ができます。
実際に作りに行ってきた体験談をもとに、
開設方法と、郵便局での手続きの流れを紹介します!
紹介する書類があれば、15分程度で口座が作れます!
目 次
ゆうちょ銀行で屋号のみの口座を作るのに必要な書類
1 登録する印鑑
2 開業届の控え
3 身元が分かるもの(免許証など)
【開業届に書いたのと違う団体名や事業名で開設したい場合】
4 活動内容、代表者名、住所、連絡先が明記されているチラシやWEBサイト
「開業届で提出した事業名で」口座を開設したい場合
1~3の「印鑑」「開業届の控え」「身分証明書」を郵便局に持っていけば、
簡単に開設できます。
「開業届と違う名前で」開設したい場合
例えば、開業届は「猫の手デザイン」で提出しているが、
活動名の「アトリエくまのて」で口座を開設したい、という場合。
・「アトリエくまのて」の活動内容が分かる書類(チラシやWEBサイト)
・「アトリエくまのて」の代表者の名前、住所、連絡先が明記されている物(チラシやWEBサイト)
特に在宅でお仕事されている方は、
本名や住所を公開している方が少ないと思うので、
開業届と違う名前で口座を作る場合は、ちょっと悩むポイントですね。
ゆうちょの振り替え口座って何?
メリット
- 「ゆうちょダイレクト」でインターネットから入金確認や振り込みができる
- 別名のみで口座が開設できる(他銀行だと本名+別名になる)
インターネットを使って確認や振り込みができるのは便利ですね。
デメリット
- 入出金は開設した局の窓口のみ
- 通帳が作れない
このあたりのデメリットは、
インターネットから普段使う口座に振り込んだり、
ネットで入出金の確認をする事で解決できますね。
どんな流れで、どれくらい時間がかかの?
混雑してなく、スムーズに進めば15分もかからず済んでしまいます。
実際私はそのくらいの時間で済んでしまいました。
窓口に行こう
まず窓口で、「事業名で振替口座が作りたい」と伝えましょう。
住所や事業名を書く紙を渡されますので、それを書きます。
書いている間に、身分証明書のコピーを取ってくれます。
ゆうちょダイレクトに申し込もう
インターネットで貯金額や入出金の確認ができる、
「ゆうちょダイレクト」に申し込む場合は、
続けて申込書を書きます。
こちらから言わなくても、
「入出金のお知らせは郵便にしますか?それともインターネットでされますか?」
と聞いてくれます。
「インターネットで」と答えれば、
ゆうちょダイレクトへの申込用紙を渡してくれるので、
それを記入しましょう。
暗証番号6ケタを考えておこう
どちらの書類も、住所・名前・別名+アルファを書くくらいなので、あまり時間はかかりません。
あえて言うなら、ゆうちょダイレクトの暗証番号6ケタを決めるのに悩んで時間がかかるくらいでしょうか。
これも控えが頂けるので、忘れたらどうしようとあまり悩まなくても大丈夫です。
手続き終了!
書いた書類を確認してもらい、無事手続き終了!
サクサク進めば15分くらいで済んでしまいます。
実際の口座開設は、一週間後に書類が届いた頃となります。
別名はちょっと気恥ずかしい
おまけ的な話ですが。
私は手続きに行く時、
開業届と違う名前、「くまのて」で登録したくて、
ダメ元でこのウェブサイトのプリントアウトを持って行きました。
住所や本名を載せていないので、やっぱりダメでしたけどね。
ちょっと恥ずかしかったのですが、
局員さんは事務的にこなしてくれるので、
恥ずかしがる必要はありませんでした。
活動内容が載ったチラシなどを持参する方は、
堂々と提出してしまいましょう。